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MRI(Magnetic Resonance Image)CT(Computed Tomography)内視鏡検査骨密度測定胸部X線胃部X線マンモグラフィ超音波画像診断装置

MRI(Magnetic Resonance Image)

本会では令和元年5月にPHILIPS社製”Prodiva”1.5Tへ更新しました。
MRIでは、X線を使わず、磁石と電波によって様々な部位(頭部、胸腹部、四肢など、あらゆる部位)の撮影を行うことができます。
更新したことにより、次のことが可能になりました。
①検査中に映像鑑賞できるため心的負担(閉所恐怖症など)を軽減できる
②撮影時間の短縮
③撮影画像の画質向上
また、頭部MRIの脳ドックコースだけでなく、新たに体幹部MRIコースを開設しました。膵臓MRI、卵巣MRI、前立腺MRIなどのオプション検査も用意しておりますので、ぜひともご相談ください。
MRI装置の紹介はコチラ

CT(Computed Tomography)

64列マルチスライスCTである日立社製SupriaGrandeを導入しています。この装置は高速で全身を撮影することが可能です。またCTのノイズ低減技術が搭載されているため、従来に比べて低線量でCT画像を得ることができます。
さらに金属アーチファクトを補正した機能も搭載されているため、金属周辺の物質が観察しやすくなりました。

内視鏡検査

本会での内視鏡検査はNBI(NarrowBand Imaging:狭帯域光法)が可能なシステムです。血液中のヘモグロビンに吸収されやすい狭帯域化された2つ波長の光で照らして観察するため、血管構造や粘膜構造の観察が可能となり、より精度の高い存在診断、範囲診断、深達度診断が行うことができます。
また、経鼻内視鏡も導入しており、経口での内視鏡検査が困難な方でも、より高い診断精度が得られます。
ご自身の健康を守るためにも、年に一度はNBIを用いた内視鏡でのチェックをお勧めします。

骨密度測定

骨粗鬆症は、閉経後の女性に多く発症します。骨粗鬆症の診断には、DXA法が用いられます。DXA法とは、Dual Energy X-Ray Absorptiometryの略であり、エネルギーの違う2種類のX線を使用し、骨の密度を正確に測定していく方法です。X線の被曝は胸部X線撮影よりも少ないのが特徴であり、検査は約5分〜10分です。撮影部位は腰椎、場合によっては、大腿骨です。原爆健診や、整形外科などの医療機関からの紹介で撮影しています。

胸部X線

X線を照射してフィルムに濃淡の像を映し出します。レントゲン検査とも呼ばれており、肺や心臓、肺の間にある縦隔などを写し出すことができるため、肺結核や肺炎、肺気腫、肺がん、心臓病などの診断が可能です。撮影は位置合わせをしたあと、大きく息を吸ってとめてもらいますが、数秒の息止めで検査終了です。短時間で検査を終えることができる画像検査なので、咳や痰が出る、息苦しいなどの自覚症状があった場合にまず行われるのが、胸部X線といえます。

胃部X線

対策型胃がん検診において胃X線検査は、平成18年3月に厚生労働省(厚労省)の研究班の胃がん検診ガイドラインにおいて、唯一有効性のある検査であると公表されています。当センターでは、日本消化器がん検診学会(JSGCS)が推奨する2011年の「新・胃X線撮影法ガイドライン」に沿って、「胃がん検診専門技師」による撮影を行っておりますので安心して検査を受けて頂けます。

マンモグラフィ

平成27年8月に富士フイルム社製のAMULET-Sを導入し、低線量で高画質の画像を提供できるようになりました。マンモグラフィは乳がんの診断に欠かせない検査です。検査によって腫瘍の有無、大きさや形、石灰化の有無がわかります。乳がんの約半数は石灰化しますが、その石灰化は触診では発見できない小さいものですが、マンモグラフィでは発見できます。当センターはマンモグラフィ検診精度管理中央委員会による「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しております。また、「検診マンモグラフィ撮影認定技師」による撮影を主に女性技師で行っておりますので、安心して検査を受けていただけます。集団検診はもちろん、乳腺外来もありますので精密検査も受けることができます。また、広島市内の医療機関からのご依頼で検査をすることもできますので、かかりつけのお医者様にご相談ください。

超音波画像診断装置

本会の超音波画像診断装置は、リアルタイムで迅速な病変部位の観察が可能です。正常組織と病変部位の比から組織性状を推測し、高精細な画像を得ることができます。さらに、乳腺エコーに関しては、異常像に対してエラストグラフィ機能(病変部位の硬さを画像化し、組織の良悪性の鑑別診断に役立つ機能)を使い、より細かく観察することができます。